被災経験を経て 各地で起こる災害で想うこと

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猛烈な大型台風22号
国際名:マンクット(MANGKHUT)
フィリピン名:オンポン(OMPONG)

最大風速70メートルの超大型台風22号。今日の午前中ルソン島北部に上陸し大きな被害をもたらした。この台風の進路がマニラであれば甚大な被害をもたらしただろう。何故ならフィリピン全人口の50%以上がマニラに住む。こんなバカでかい都市を直撃すると完全に都市機能をはたさなくなる。

台風の目

自分にとっては忘れもしない2006年9月に発生した台風15号。オンポン(台風22号)同等のスーパータイフーン(ミレニア)がマニラを直撃。我が家でも1階部分が水没し車が流された。経験した者にはわかると思うが、台風が直撃する際は、第一波と第二波が訪れる。

第一波とは台風が進入してきた時。第二波は通り過ぎるやつ。そのあいだで、つかのまの静かな晴れ間を目にすることができる。いわゆる台風の目。太陽が射し辺りは静まり返る。先ほどの荒れ狂う暴風雨が嘘のように。

みんなが外に出て被害状況に唖然とし状況を理解しようとする。でも現実を受け入れられない。思考回路が止まるともいうべきか。後ろから誰かに頭を殴られた感じ。そうこうしているうちに強烈な第二波が押し寄せ我に返る。あっ、台風きてんだっけと。

台風が過ぎ去って

自分が経験したこの台風、通り過ぎたのは夕刻時。水は引いておらず辺りはだんだんと薄暗くなってきている。まるで映画の世界のようなウォーターワールドマッドマックスミックスしたような光景とでもいうべきか。夜になると辺りで声が聞こえるが何が起こっているのか把握できない。自分たちの事で精いっぱい。ある人は、家族揃って肩を寄せ合い屋根の上で一夜を過ごし、ある人は2階に閉じ込められ救助がくるわけでもなくただただ夜明けを待つ。

恐らくほとんどの人が一睡もできず夜明けを迎える。そして水は引いたものの破壊的な光景を目にする。流されてきた車がひっくりかえり、二人で両手を広げた位の大きな倒木が道を塞ぎ、目線を上げると屋根が吹っ飛んでいる家屋が何棟もある。な、な、なんじゃこの世界。と思わず自分の目を疑いたくなる。

夜明けとともに情報が錯綜する

だんだんと近所の人達が集まりだしたはいいが、何処どこに救援物資がある。あの町には救助隊がいるなど不確定な情報が拡散され、更に混乱に陥る。これでは駄目だと思い、瓦礫で塞がれた道をジャングルのように通り抜け役場を目指す。自分の目で確かめたかったというのもあるが、1時間程かけてたどり着いて絶叫する。自分が住んでいる地域と同じ状況だったからだ。

そこで得た情報として救助隊はこない(道が塞がれてこれない)。市全体が同じような被害を受けている事。もっと被害が大きい地域を優先する。ただただ待ち続けよ。とてもシンプルだった記憶が残る。

優しさに触れる

当時住んでいた住宅街には、公共の井戸水があり手動だったため水の確保には困らなかった。飲料水としては役に立たないが、泥まみれの体や水没した家の掃除に重宝した。また被害が少なかったご近所さん達から飲料水やささやかな食事が配られた。こころ温まる善意の輪である。このときの具なしシネガンスープの味は今でも忘れまい。

被害を受けて2日目。上空でヘリコプターが飛んでいる。この町にもそろそろ救助隊がくるかもと期待を持つも、そう簡単に奇跡は起こらない。4日目にして大きなブルドーザーが道の瓦礫を片付けにやってきた。

何を持って諦めるか

道の瓦礫を片付けている時期だったか、自分(私)の車が見つかったと満面の笑みを浮かべながら近所の人がやってきた。慌てて教えて貰った場所に向かうも原型は保っていたが泥まみれ。ドアを開けると立ち込めていた異様な香りがムワァ~と押し寄せる。車のシートをみると1匹のナマズがいた。(何処から入ってきたんだろうか)と不思議に思いつつ、持ってきた鍵を指してみるもエンジンは掛からない。頭ではわかっていても試したい衝動に駆られる。そして、こりゃ駄目だと体で理解する。

人生の中で一番輝いた瞬間

電気、水道は使えなかったが瓦礫がなくなり自分が住んでいる町にも食料が入りだした。幸いなことに家屋は住めなくなるほどの被害ではなかったので避難所で過ごすことはなかった。暗闇にも慣れ初めた1週間後のこと。時間は夜の9時頃だっただろうか。目の前が一気に明るくなった。そう電気が復旧した瞬間、近所からも大きな歓声が聞こえた。神様ありがとう!

備えあれば憂いなし

スマホ時代。復旧度合にもよるけど災害に出会うと全く役に立たない。いつ来るかわからないものに対して、都合よく充電できていない現実。ラジオ、懐中電灯、多めの乾電池、マッチ、ライター、ローソクは必ず持つべし。また最高の寝具を準備すべし。被害にあうと体力の消耗が早い。少しでも横になって楽な姿勢を確保する道具は必需品。とろけそうなチョコレート。飴では駄目。口の中に広がる甘さは気力を取り戻す。目薬はあった方がいい。寝不足が続く避難生活、目の疲れは半端ない。写真を撮りたい衝動に駆られるなら使い捨てカメラを準備しとけ。スマホのバッテリーを気にしてストレスためるは体によろしくない。最高の一枚を仕留めれば後出しでも十分に使える。後は適当に調べてほしい。

災害の経験を経て

台風被災を経験したことは書く(話す)事はないだろうと思っていた。精神的なダメージもあり封印したい出来事だったから。それは今でもトラウマとして持ち続けている。上手く伝える事ができなかったが、首元まで濁流が押し寄せ本当にこれが最後だと思った経験をしたからだ。そして今となって思うことが一つだけある。どれだけ大変な事があっても乗り越えられる。だって生かされたんだから。(あれから12年もたつんだなぁ)

台風状況を把握する

日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA): http://www.pagasa.dost.gov.ph/

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