ども親鶏(@pinoy_blood_15)です。

そろそろ状況を把握しなければと思っていたマニラ湾埋め立て事業。いくつも提案されてきているが一体何が承認されているのか、またどのような計画なのか曖昧なまま放置していたので、このブログをかりて纏めてみることにした。にしてもネットで調べてみると同じプロジェクトなのに呼び名が異なっていたり埋立面積が若干異なっていたりしているので`纏めるのに一苦労(苦笑)各サイトを徘徊し確認済みですが誤りや勘違いなどがあればコメントでお教え頂ければ幸いです。

 

ここに記載されている埋め立てプロジェクトは、20件となっているが、2019年4月の時点で未承認を含め計22件の計画が発表されており実にマニラ湾の総面積の10%近くを埋め立てることになる。黄色が承認済み。

因みにこの埋め立てによる効果としてマニラ首都圏の洪水問題の解決策になり得る可能性があるということについても興味深い。事実、ベイシティの埋め立てのお陰で台風時のマニラヨットクラブからエアポートロードへの冠水を免れた事が伝えられている。とはいえ新たに水害を受けた地域もあるので微妙なところではあるが。

Navotas City Coastal Bay Reclamation Project

状況: 承認済

デベロッパー: Argonbay Construction Company, Inc.

第一段階埋立面積: 577ヘクタール

第二段階埋立面積: 73ヘクタール

計650ヘクタールの開拓プロジェクトとなるが、2万人の住人に影響が出る恐れがあり、その中でもマニラ最大の魚河岸、ナボタス漁港があるため何かと問題があるプロジェクト。日本でも開拓事業で漁師を悩まさせることがあったが、それに近いものがある。

MCCRRP North Sector Project

状況: 承認

デベロッパー: Asian Seas Resources, Realty Corp.

埋立面積:140ヘクタール

MCCRRP South Sector Project Manila "Solar City"

状況: 承認

デベロッパー: Manila Goldcoast Development Corp.

埋立面積:148ヘクタール

Psasy City 360ha Reclamation Project

状況: 承認

デベロッパー: SM Prime Holdings Inc.

埋立面積:360ヘクタール

シューマートが手掛ける開拓プロジェクト。パサイとパラニャーケを跨ぐため、New Pasay-Parañaque Reclamation Projectとも呼ばれている。動画上の上の部分となるパサイ側が承認されているが、パラニャーケ側(動画上の下)は未承認。

Las Pinas and Paranaque Coastal Bay Reclamation Project

状況: 承認

デベロッパー: Altech Construction Inc.

埋立面積:635ヘクタール

Cavite MCTE Reclamation Project

状況: 承認

デベロッパー: Frabelle Fishing Corp, Aboitz

埋立面積:844ヘクタール

Harbour Center Reclamation Project

状況: 未承認

デベロッパー: R-II Builders, Inc.

埋立面積:50ヘクタール

既存の79ヘクタールのマニラハーバーセンターを拡張し現在の年間貨物量600トンから2倍に増やすことを目指す。また現在の水深から4メートル掘削し大型船舶の寄航にも対応できるよう計画されている。

Baseco Reclamation Project

BRADI Reclamation Project(赤色)

状況: 未承認
デベロッパー: Baseco Rehabilitation and Dev’t., Inc.
埋立面積:50(200)ヘクタール

The PRA Baseco Reclamation Project(黄色)

状況: 未承認
デベロッパー: Chinese firm UAA Kinming Dev’t. Corp
埋立面積:40ヘクタール

Kinming Reclamation Project(青色)

状況: 未承認
デベロッパー: Chinese firm UAA Kinming Dev’t. Corp
埋立面積:407ヘクタール

マニラ湾波止場にあるスラム街バセコ。シティ・オブ・パールが、Kinming Reclamation Projectとなる。

中国政府が提唱する「一帯一路」インフラプロジェクトの一環となり香港の建築設計事務所HPAが設計した。

この埋め立て工事では、ピナツボ火山で堆積した火山砂を利用することが検討されている。

2035年の完成を目指す。

Waterfront Manila Bay Reclamation Project​

状況: 未承認

デベロッパー: Waterfront Manila Premier Development Corporation

埋立面積:318ヘクタール

シティ・オブ・パールから南に位置する場所。アイランドA、アイランドBの2区画となりプロジェクト期間は5年間。

Horizon Manila Reclamation Project

状況: 未承認

デベロッパー: Jbros Construction Corporation

埋立面積:419ヘクタール

3つの区画から構成されている。この一角にノアシティが出来るという話ですが、仮想通過が使われる内容をみつける事が出来ずフィリピンでは今のところ話題になっていないという不思議な現象がおきています。さてどうなるでしょうか。

Psasy City Harbour Center Reclamation Project

状況: 未承認

デベロッパー: Udenna Dev’t. Corp, Chaina Harbour Engineering Corp

埋立面積:265ヘクタール

第三のテレコム、ニュー・クラーク・シティと勢い付いているウデンナコープのプロジェクト。ドゥテルテ大統領の任期期間中の2022年までには承認されると思われる。

Paranaque City 300ha Reclamation Project

状況: 未承認

デベロッパー: SM Prime Holdings Inc.

埋立面積:300ヘクタール

シューマートが手掛ける開拓プロジェクト。パサイとパラニャーケを跨ぐため、New Pasay-Parañaque Reclamation Projectとも呼ばれている。パサイ側(右)が承認されパラニャーケ側(左)は未承認。

Cavite Bacoor City Reclamation and Development Project

状況: 未承認

デベロッパー: 未定(Bacoor City Gov’t.)

埋立面積:430ヘクタール

この近くにアイランド・コーブ・リゾート(閉鎖)があり、ソレア・リゾート & カジノが既に買収している。またアヤラ・ランドが新たた街となるEvo Cityを建設中。非常にホットな場所である。

Cavite Sangley point Airport

デベロッパー: 未定(Cavite provincial Gov’t.)

埋立面積:1,900ヘクタール

最終的には国際空港を目指すが、ドゥテルテ大統領の指示で先ずは既存の滑走路で国内線として2019年11月より運営予定。埋め立てに関して未定となっている。

Cavite 5-Island Reclamation Project

デベロッパー: Century Peak Corp.

埋立面積:1,331ヘクタール

Sangley point Airportに絡めて計画されいる開拓プロジェクト。港も計画されていてかなり有望なプロジェクト。

感想

22件のプロジェクトを網羅していないが、この他にフィリピン海軍の埋め立て2件、マロロス方面でかなり広大なエリアで埋め立てが計画されている。殆どの計画書には工期5年で完成となっているものが多かったが、何となく2035年から2045年くらいには大方出来上がっているのではないかと感じてしまった。その間に政権がかわれば計画も全て見直しってことも考えられるので大きな期待はせず承認されているプロジェクトだけ追いかけるほうがいいのかもしれません(笑)

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